ストーリー用のブログです。


by maxstory
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翌日、ファリーズとカッチュはゼルド砂漠を出ることにした。


ファリーズ「行くぞ、カッチュ。」


カッチュ「お前もう少し自分の立場を考えろよ?」


ファリーズはその言葉を無視した。


カッチュ「フライトバスは今運行休止中だからな。歩いて行くしかないな。」


ファリーズ「あぁ。まずはウェズパクトに入国しなくては。」


カッチュ「そうすると、ニークルオーシャンを渡るしかない。」


ファリーズ「俺に乗れ。」


ファリーズはカッチュを持ち上げ、おんぶした。


カッチュ「なんのつもりだ!?」


ファリーズ「・・・わからない。」


カッチュ「何!?」


ファリーズ「マギュルナの意識だ。」


カッチュ「乗っ取られたか・・・?」


ファリーズ「掴まっていろ!」


ファリーズは・・・飛んだ。







ゼルバルナントの名も無き火山の麓。
フレアはそこで待っていた。
倒すべき相手、マグモを。







ファリーズとカッチュは、ニークルオーシャンを高速で飛んでいる。


ファリーズ「ウェズパクトの港だ。あそこに降りるぞ。」


カッチュ「どーでもいいが、早くしてくれ!」


カッチュは今にも振り落とされそうになっていた。」


ファリーズは港に降りた。
それと同時にカッチュはファリーズから降りた。


カッチュ「ったく、危ないとこだったぜ。それにしてもどうしてお前飛べるんだ?」


ファリーズ「わからない・・・。」


カッチュ(早いとこ作戦を実行すべきか・・・?さもなくばコイツの潜在意識が消滅してしまう。)


ファリーズ「で、どうする?」


カッチュ「まずは国王に話してみよう。」


ファリーズ「そんな簡単に話せるのか?」


カッチュ「よし、ついて来い。」


カッチュとファリーズは、港を抜け、町に入った。
あまりにも活気が失せていて、ファリーズは気分が悪くなった。


カッチュ「ココだ。」


カッチュに連れて来られた場所は、なんと国王が住む場所、『ウェズパクト城』だった。
だがそこは城と言うよりも、要塞と呼ぶに相応しかった。


ファリーズ「どうする気だ?」


編集中・・・








マグモは『火の国フォーフォスク』の首都『バーナ』にある火山の火口で、来る日のために修行を重ねていた。
火口内の溶岩に手をかざす。すると溶岩が活発に活動し始める。


マグモ「ふんっ!」


火口から黒煙が吹き出て、溶岩が流れ出始めた。
マグモは自身を宙に浮かべ、流れゆく溶岩を眺めていた。


マグモ「E・O・Hの状況はともかく、この俺が黒炎軍のリーダーに就かなくては何も始まらない。」


マグモはそう呟くと、ウェズパクト本国がある方角を向いた。


マグモ「あの国に何か強大な力を感じる・・・。」








ウェズパクト本国。


ファリーズ「これが管理室についての情報だ。」


カッチュに情報が載せられた紙を渡した。


ファリーズ「
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# by maxstory | 2009-07-17 17:42 | ファリーズスピンオフ
夜のゼルド砂漠・・・



ファリーズ「どうゆうことだ! 第9次世界大戦!?」


カッチュ「文字通りさ。16年前の世界大戦を遥かに凌ぐ規模の大戦争さ。」


ファリーズ「何を根拠にそんな! まさか!E・O・Hが仕組む気か!?」


カッチュ「いや、現在E・O・Hはまともに動けない。 ま、戦争が勃発すればそれに乗っかっては来るだろうな。」


ファリーズ「じゃあいったい何が!?」


カッチュ「『ウェズパクト皇国』を知ってるか?」


ファリーズ「聞いたことはある。 軍国主義の野蛮な国らしい。」


カッチュ「よもや皇国は、悪の組織になりつつあるのだ。」


ファリーズは唖然とした。言ってる意味がわからない。


ファリーズ「ウェズパクトが何かしでかすと?」


カッチュ「あぁ。 戦争が勃発する原因を作るのがあの国だ。」


ファリーズ「なんでそんなことを知ってるのかは今は問わないが、今すぐ阻止しないと!」


カッチュ「・・・おい、お前、本当にそう思ってるのか?」


ファリーズ「何・・?」


カッチュ「もはやこの惑星で民主主義を行なってる国は、『氷の国コパーク』と『ゼルバルナント共和国』、『レパルド王国』のみだ。 他は大きな国も小さな国も、完全に腐りきった国になってるんだ。戦争の一つや二つ味わねぇとわかんねぇんだよ、馬鹿だから。」


ファリーズは言い返せなかった。自分もそう感じていたからだ。
戦争になっても愛する人が死ななければそれでいい。

リック・・・  ナタラ・・・  ソラール・・・  アーブ・・・  ルイ・・・  エレキ・・・  

ブラウン・・・  バテット・・・  レーガノバル・・・  


思い出せるだけ思い出してみた・・。


ファリーズ「で?なんでお前はそんな事を知ってるんだ?」


カッチュ「それはな坊主、俺はウェズパクトの国王と仲が良くてな。色々相談してやってんだ。」


ファリーズ「じゃあお前もその企てに関与してんだな!?」


カッチュ「まあちょっくら入り知恵してやっただけさ。  でもって俺は、あんたと組んでこの戦争を成功させたいわけだ。」


ファリーズ「良いだろう。」


思わぬ回答にカッチュは驚きを隠せなかった。


カッチュ「じゃあ第9次大戦に合意か?」


ファリーズ「・・・・それには賛成しよう。 だが俺にとって大事な人を巻き込まないで欲しい。」


カッチュ「そりゃぁいくらなんでも無茶だぜ!戦争が起きればトーアの出番だからな!」


ファリーズ「確かに・・・」


カッチュ「まあ取り合えず、計画の詳細をお前に話そう。」


カッチュは世界地図を出したて、目の前に置いた。


カッチュ「まずはウェズパクトが世界各国に向けて、何十発もの核弾頭を撃ち放つ。」


大胆な作戦に、ファリーズは驚いた。  とゆうより引いていた。


カッチュ「それでだ、その核弾頭発射時、なんとかしてお前の大切な者達に危害が及ばぬように仕組んでくれ。そうすれば戦争に巻き込まれることはあっても、第一波で死ぬことは無い。」


ファリーズ「・・・だが良く考えてみれば、俺の大切な者達が戦を望むはずがない・・・」


カッチュ「だが世界を変えるためだ。仕方ないさ。」


ファリーズ「わかった・・・・。」


カッチュ「この作戦は今から約2ヵ月後に開始する。まだまだ有余はあるってわけだ。」


ファリーズ「あぁ・・・。そうだな。」


カッチュ「俺もようやく弟子を持つことが出来たわけだ。嬉しいねえ。」


ファリーズ「ふざけるな!俺は悪の道には進まない!ただ世界を変えたいとゆう考えに賛成しただけだ!E・O・Hに入るつもりもない!


カッチュ「ああ冗談だよ。冗談。」


カッチュにとって、ファリーズとこの作戦を実行する事を決定する所までは思惑通りだった。
だが、「弟子にはならない」とゆう返答は予期してなかった。
カッチュは自分をぬか喜びさせたファリーズが憎くて仕方なかったが、先の事を考え、それを顔には出さなかった。


カッチュ「まぁ多少矛盾してはいるが、お前とは仲良くやってくつもりだ。よろしくな。」


ファリーズは手を差し出されたが、無視した。


カッチュ(こっ・・・こいつっ。)


カッチュ「よし。じゃあ夜明けと共に砂漠を出よう。2ヶ月なんてあっと言う間だからな。」


ファリーズ「・・・あぁ。」


ファリーズとカッチュは夜明けまで体を休めた。














ゼルバルナント領土内にある名も無き火山の麓。
普段は誰も近づかないこの場所に、一人の女が現れた。
女は両手で握った鎌のような武器を大きな岩のど真ん中に振り下ろし、突き刺した。
岩は砕けることなく、鎌の先から噴射された火のエネルギーによって溶けてしまった。
女は解けた岩すなわち溶岩に両手をかざし、浮遊させた。
それを上手く操り、様々な形にしてみせた。


???「気味の悪い魔術は健在のようだな。」


急に男が嘲笑うかのような声で話しかけてきた。


???「フレア・・・。」


フレアは振り返り、男を睨み付けた。


フレア「いつからそこにいた。」


マグモ「ふんっ、お前のあとをつけていたんだ。最初からいたさ。それにしても、気配すら感じんとはな。ダーキル様の弟子として恥ずかしくはないのか?」


またしても嘲笑うかのように言う。


フレア「黙れっ!貴様こそ、あの浮遊要塞で死んだと聞いたが!」


マグモ「ご覧の通り、生きてるよ。」


フレア「さては貴様、あの戦場から尻尾巻いて逃げたのではなかろうな!?」


マグモ「馬鹿を言うな!要塞陥落と同時に瀕死の状態に陥ったんだがな。何とか生き残れた。」


フレア「ダーキル様が私を選んでいてくれれば、貴様のような失態はしなった!!」


マグモ「どうかな。貴様は所詮は2番弟子だ!」


フレア「貴様!」


フレアは切りかかったが、マグモは軽々と避けた。


マグモ「知っての通りマスターダーキルは逝ってしまった。次期黒炎軍のリーダーは俺か貴様だ。」


マグモは自分の周りに大量の炎をおこし、こう言い放った。


マグモ「また近々会うことになるだろう。決着をつけるためにな・・・。」


そして炎と共にマグモはテレポートした。


フレア「あぁ、必ずな。」




第2話 
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# by maxstory | 2008-11-07 18:45 | ファリーズスピンオフ
ついにファリーズのスピンオフ作品公開です。

タイトルは『ファリーズ~孤独な戦争~』 です。
この作品は、シーズン1とシーズン2の中間の物語で、2ヶ月もの間、ファリーズの身に起こった出来事を中心に、彼の視点で描かれています。
シーズン1の衝撃のラストに繋がる出来事や、『ウェズパクト皇国』がテロを行った原因など、全てが明らかになります。

では、お楽しみください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



旅に出て1週間程経っただろうか。

俺はゼルド砂漠を歩いていた。

この右腕とは仲良くやってるつもりだ。

だが日に日に俺の意識が奪われてきてる気がする。

たまに、リックやソラールの事が思い出せなくなる。

きっと死に際には、何の記憶も残ってないだろう。

それが怖くて、人にきつく当たるようになった。

昨日も、俺と何の接点もない盗賊を殺してしまった。

17人も・・・・・・




この右腕は潜在意識を侵していくだけではないらしい。

強力な兵器とも化している。

この口のような部分から破壊光線が出てくる。

最近はうまくコントロールできるようになり、誤射で事故を起こすこともなくなった。

だがこんな怪物とは早くおさらばしなくては。

そう硬く決意し、ついに今、『グリーグの館』を発見した。








ファリーズは『グリーグの館』の扉を開こうとした。
南京錠がついていたが、かなり錆びていて、ちょっと力を入れただけで粉々になった。
中に入ると、そこらじゅうに書類やメモが散らかっていた。


ファリーズ「まさかゼルド砂漠にあるとはな。」


ファリーズは明かりを点けた。


コンピューター「おかえりなさいませドクター。」


コンピューターが作動したらしい。


ファリーズ「俺はDr.グリーグではない。」


コンピューター「声の認証を行います。”ピー”とゆう音の後に、ご自分の名前を声にお出しください。」


ピー


ファリーズ「グリーグ。」


コンピューター「声が一致しませんでした。防犯システムを作動します。」


天井の至る所からレーザー砲が飛び出した。


ファリーズ「まずいな。」


レーザーが発射された。ファリーズは剣で跳ね返したりかわしたりしている。


ファリーズ「マギュルナ!頼むぜ!」


ファリーズは右腕に寄生している、『マギュルナ』の口をレーザー砲に向けた。


ファリーズ「くらえ!」


マギュルナの口から破壊光線が発射された。


ゴオォォォォォ


全てのレーザー砲を破壊した。


ファリーズ「コンピューター!よく聞け!」


コンピューター「その命令は受諾できません。」


ファリーズ「マギュルナに寄生された場合の対処法を教えてほしい!」


コンピューター「その命令は受諾できません。」


ファリーズ「くそ・・・セキュリティが堅い。」


そのとき、マギュルナの意思で右腕が動いた。


ファリーズ「何!」


マギュルナはコンピューターの声がする方に向かって声を出した。


マギュルナ「コンピューター、これは私の客人だ。私と同等に扱え。」


コンピューター「その声は、Dr.グリーグ。」


なんとマギュルナは、グリーグの声を完全に再現し、彼を装ったのだ。


コンピューター「わかりましたドクター。 その命令を受諾いたします。」


ファリーズ「こいつ・・・・」


ファリーズは驚きを隠せなかった。
寄生された直後も、初期現象として体が操られることが1度だけあったが、寄生後2週間近くも経ってから体を勝手に動かせれたのは初めてだ。


ファリーズ「とりあえず今は・・・。   コンピューター、マギュルナに寄生された場合の対処法を教えてくれ。」


コンピューター「マギュルナはこの世で最強の寄生生物です。『対処法』とゆうよりも、『選択肢』なら2つあります。」


ファリーズ「それは?」


コンピューター「1、完全に体が操られるのを待つ 2、自分の意識がある内にマギュルナと共に自ら命を絶つ」


ファリーズ「何・・・・・だと・・。」


コンピューター「ちなみに2を選択する場合命を絶つには、火山の火口に飛び込むか、核爆発に巻き込まれるか、海に飛び込み水圧で押しつぶされるかの3つの選択肢があります。」


ファリーズ「わかった、ありがとう。世話になったな。」


ファリーズは館から出ると、マギュルナの口を館に向け、破壊光線の体制に入った。


ファリーズ「あばよ!


ゴオオオオオオオオ


館は焼き払われた。


ファリーズ「俺は・・・どうしたらいいんだ・・・」













俺はこの5日間あの男を追跡してる。
どうやらそろそろ姿をさらしてもいいかもしれん。
試してみるか・・・・。


夜。


ファリーズは目的を無くし途方に暮れている。
だが気分転換に砂漠に寝転がって、ジャンク屋から盗んできたラジオを聴いている。


ラジオ「国王陛下は氷の国『コパーク』と和平条約を結ぶ為、今朝コパークを訪れました。」


ファリーズ「・・・・・がんばってるな、ブラウンの奴・・。」


ファリーズは眠りそうになったが、近くに何かの気配を感じ、剣のグリップを握る。


ファリーズ(なんだ・・・?)


??「待て待て待て!俺は何も危害を加えてりしないよ!」


段差がある場所の下から黒いマントを付けたマトランが現れた。


ファリーズ「なんだお前!」


ファリーズはにらみつけた。


カッチュ「俺はカッチュってんだ。砂漠を旅しててさ。一人で寂しかったからついつい話しかけちゃって。」


ファリーズ「俺に近づくな。」


ファリーズはラジオを切って寝転がった。


カッチュ「おいおい!俺はあんたの旅のお供をしたいんだよ!」


ファリーズ「・・・・・」


無視。


カッチュ「なあ頼むぜ! あんたの子分でもいいぜ! 」


ファリーズは起き上がり、剣を引き抜いた。


ファリーズ「俺はこの1週間で17人殺した! お前をその18人目にしてやる!」


切りかかった瞬間に気づいた・・・・カッチュの姿がない。
ほんの1秒か2秒前まで視界に入ってたのに。 どうやらただ者じゃなさそうだ。


カッチュ「どこに目ぇつけてやがる。」


カッチュはマシンガンをファリーズに向けていた。


ファリーズ「お前何者だ・・?」


カッチュ「教えてやってもいいぜ。 その前にその汚ねぇ鉄の板を下ろしやがれ。」


ファリーズは下ろすフリをして再び切りかかる。
だが動きは完全に見切られていた。


カッチュ「ハっ! 甘いな!」


マシンガンを発砲してきた。完璧な狙いだ。
ファリーズは剣で跳ね返す。


ファリーズ「仲間になれって言ったり殺そうとしたり! 読めねえ野郎だぜ!」


ファリーズはマギュルナの力で破壊光線を出した。


カッチュ「きゃはははははは! そんなデカブツがそうそう当たるかっての!


よけられた。


ファリーズ「強いな、お前。」


カッチュ「何をいまさら・・。  俺は5日間お前をつけてたんだぜ、 気づかなかったか?」


ファリーズ「何だと!?」


カッチュ「その様子だと気づいてなかったらしいな。」


ファリーズ「なぜ俺を!?」


カッチュ「国際指名手配されてるくせに良く  コレを聞け。」


カッチュはラジオを起動し、チャンネルを合わす。


ラジオ「・・・・・・・・・ゼルド砂漠で見つかった盗賊団の死体の中には、人質としてゼルバルナント国民の幼児が2人含まれていたとの事です。共和国の議会は、無差別殺人に巻き込まれた児童及び被害者である盗賊団を含む17人を殺した犯人を、国際指名手配犯に任命する事に決めたもようです。この件について反発する国民もいるようですが、新任の国王であるブラウンは、『国の平和の為には当然の事』と語っていまs」


ファリーズがラジオを切った。


ファリーズ「まさかこんな・・・。」


カッチュ「あんたは全世界を揺るがす殺人鬼になったわけだ。まぁ、この国の国王があの若者だったことを恨むんだな。」


ファリーズ「いや仕方ないさ。この国の治安を良くするためには当然。 ブラウンは正しいよ。」


カッチュ「で?どうする?アンタと組ませてくれるか?」


ファリーズ「組んでどうする? お前は国際指名手配犯と旅を共にすることになるんだぞ。」


カッチュ「いや構わんさ。」


ファリーズ「どう有意味だ?」


カッチュ「俺は元E・O・Hだ。」


ファリーズは即座に破壊光線の体制に入った。


ファリーズ「動くな!コレは命令だ!」


カッチュ「おうおうおう!急にトーアぶりやがって! 今のお前とて俺と同じ身分だぜ?」


ファリーズ「・・・・・・・」


破壊光線の体制をやめて、座り込んだ。


カッチュ「いいか?俺と組めばその右腕の呪いを解けるかもしれん。」


ファリーズ「・・・・・」


カッチュ「・・・・はぁ。  お前だけに良いことを教えてやる。」


カッチュはファリーズの耳元でつぶやく。


カッチュ「もうすぐ大きな戦争が起きる。 第9次世界大戦だ・・・くくっ。」


ファリーズ「!?」




第1話 
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# by maxstory | 2008-10-13 12:08 | ファリーズスピンオフ

第32話 旅路 

要塞での決戦を終えたその夜。
ブラウンは祖国復興の為に、ゼルバルナントに帰国する事になった。




レパルド城  武器格納庫


ブラウン「このジェット機を使わせてくれるんですね?」


レーガノバル「えぇ。 我等レパルド王国は、あなた方ゼルバルナント共和国の復興を手助けします。」


ブラウン「感謝します。    ファリーズは落ち着きましたかな?」


レーガノバル「えぇ、そのようです。 医務室のベッドで休んでますよ。」


ブラウン「そうですか。」


ブラウンは格納庫の壁に掛けてある時計を見た。


ブラウン「もうすぐ夜が明ける。 そろそろ行かなくては。国民が待っています。」


レーガノバル「そうですね。  ツラガ・バテットも再びそちらの国の元老院になるそうです。」


ブラウン「それは頼もしいです。」


ブラウンはジェット機のコックピットに搭乗した。


ブラウン「では。行きます。」


レーガノバル「はい。  お気を付けて。」


ブラウンはコックピットのハッチを閉じた。


ブラウン「この手の機体は、訓練所で操縦したことがある。 心配なさそうだな。」


全てのシステムを起動した。


ブラウン「全システムオールグリーン。」


日の出と共にジェット機が発射した。


レーガノバル「がんばれ、若き国王よ。」









医務室では・・


医者「切り離すのは無理かもな。」


ソラール「なぜだ?」


医者「この寄生生物は、体内から何本もの触手をファリーズの手のひらと手の甲の皮膚を貫通させ、そこから神経を通り、脳に接触しているんだ。むやみに刺激を与えると、脳に危害が及ぶ。」


ソラール「手術でその触手を撤去できないのか?」


医者「いや、成功確立は0だ。 触手に触れれば脳に危害が及ぶのも目に見えている。」


ソラール「どうすれば・・・。」


ソラールが頭を抱え込んでいるときにファリーズが割って入ってきた。


ファリーズ「おいおいソラール殿。 俺の事なんか心配しないでいいってばよ。」


ソラール「てめぇ起きてやがったのか・・・。」


ファリーズ「あー! 病人に”てめぇ”とはなんだ!!?」


ソラール「ピンピンしてんじゃねぇか!」


ファリーズ「この数時間は何ともねぇよ。」


医者「なんともない事も無いぞ。 その奇生体は君が気付かないくらいの速度でジワジワと脳を侵しているんだ。 そう、今この時も。」


ファリーズ「こえーこと言うなー・・。」


その時医務室にリックが入ってきた。


ファリーズ「お! ちょうど同年代の友達に会いたかったところだ。」


医者&ソラ「・・・。」


リック「平気なのか?」


ファリーズ「ん・・なんかヤバイみたい。」


リック「マジか・・。  ジェノサイドに聞いてみたらどうかなぁ・・?  今この城の牢屋に閉じ込められてるし・・。」


ソラール「確かに奴なら何か知ってるかもしれん。 行こう!」


ソラールとリック、ファリーズは地下牢に向かった。








地下牢・・・


警備兵「ここです。    捕虜になってから数日経ちますが、全く無口になってしまいました。」


警備兵はジェノサイドの牢屋に案内した。


ソラール「警備兵、あとは我々に任せてくれ。」


警備兵「幸運を祈ります。」


ソラール「おい!起きろジェノサイド!」


ジェノサイドの義手と義足は全て外されていた。


ジェノサイド「・・・・・・・  なんだ?この惨めな俺をわざわざ見物しに来たのか?  ひひひ。」


ソラール「誰がっ!


ソラールは牢屋を叩いた。


ソラール「誰が貴様のような怪物をっ。」


ジェノサイド「ひひふひっ。    何の用だ 」


ファリーズがジェノサイドの視界に入った。


ファリーズ「コレ、アンタなら知ってんだろ?」


右腕を見せた。


ジェノサイド「 !    そ・い・つ・は・・・・・!」


ジェノサイドは驚きを隠せずにいた。


ソラール「教えろ。 コレはなんだ?」


ジェノサイド「そいつはグリーグが言ってた寄生生物だ。『マギュルナ』と言ってな、寄生対象の潜在意識を破壊し、最終的にはその肉体を完全に支配するらしい。最悪の場合は死だ。」


ソラール「名前は知らなかったが、それ以外は全て入手済みの情報だ。解決する方法を聞きたい。」


ジェノサイド「いや、、、ないな。」


ガンっ


ソラールが牢屋を叩いた。


ソラール「嘘をつくな! 必ず何かあるはずだ!」


ジェノサイド「んなこと俺が知るはずないだろ!!」


ファリーズ「やっぱりな。  俺はあと死を待つばかりか・・・」


弱気になったファリーズにリックが語りかけた。


リック「お前らしくないぞファリーズ!  なんとかなるって!」


ファリーズ「なんとなく解るんだ、コイツの気持ちが。」


ファリーズは寄生生物を眺めながら言った。


リ&ソ「?」


ファリーズ「コイツ、俺の脳みそに直接語りかけてるんだ。 どうやらコイツも怖いらしい。何か恐れてるんだよ。 今の俺と同じだ。」


ジェノサイド「元々はグリーグが開発した生物兵器なんだ。もしかしたら利用された『材料』の記憶が乗り移ってるのかもな。」


ソラール「ならコレも被害者に過ぎないな。 」


リック「どうにかして解決しないと! ファリーズのためにも、マギュルナのためにも!」


ファリーズ「・・・・・・・・・」


急に黙り込んだ。


ソラール「どうした?」


ファリーズ「・・・・・・  『グリーグの館』 」


ソラール「何だそれ?」


リック「ファリーズ?」


ファリーズ「グリーグの館に行かなきゃ・・・・・・・・ってマギュルナが言ってる。」


ソラール「何だと!」


ジェノサイド「確かにそれが最善の策かもしれんな。」


リック「どうゆうことだ?」


ジェノサイド「奴の館に行けば何らかの治療法が見つかるかもしれん。 行く価値はある。」


ソラール「場所はどこだ?」


ジェノサイド「そこまで知らん。本当だ。」


ジェノサイドは念を入れて主張した。


ソラール「となると捜索は難しいな。」


リック「よし、ファリーズ、僕等と行こう!」


ファリーズ「だめだ。」


ソラール「なぜ!」


ファリーズ「ダメなんだ。」


リック「最近性格が暗いぞ! 一緒に行くって・・・」


ファリーズ「ダメだ!!


一気に静まり返った。


ファリーズ「どうしても行くとゆうなら、俺はお前を殺す。」


リック「な・・何を・・・」


ファリーズ「本気だ。」


ファリーズはマギュルナの口(?)をリックに向けた。


ファリーズ「お前らに迷惑はかけられないし、第一足手まといだ。」


ソラール「足手まといは言いすぎだ!」


ファリーズ「とにかく、館探しの旅は俺とコイツ2人で行く。 誰もついてくるな。」


ソラール「・・・・わかった。 好きにしろ。」


ファリーズ「恩にきる。」


ファリーズはソラールとリックにだけ直接挨拶をし、『グリーグの館』を探す旅に出た。











ソラール「と、ゆうわけで、ファリーズは旅に出た。」


エレキ「1人で行かせたんですか!」


ソラール「彼がそう望んだ。」


ナタラ「そんな!」


リック「仕方なかったんだ。 そうでなきゃ僕は殺されてた。」


アーブ「そっか。  ま、良いんじゃない?」


ソラール「では本題に入る。」


ミーティングが始まる。


ソラール「我等エンジェルナイトの今後の拠点を、ここレパルド城とすることが決定した。そして、今は亡き英雄『メタム』の意志を継ぎ、若きトーア中心のもと、活動を行う。 そしてメンバーは我等5人だ。」


ソラール「リック!」


リック「はい!」


ソラール「ナタラ!」


ナタラ「はーい!」


ソラール「エレキ!」


エレキ「へぃ。」


ソラール「アーブ!」


アーブ「はいっ!」


ソラール「そして私、ソラール。 世界の平和のために、悪を滅ぼそう!」


































・・・・・・2ヵ月後


世界はこの2ヶ月間、以前に比べれば平和であった。

多少の内戦は勃発したが、すぐにトーア等がそれを解決に導いた。

しかし今日、『ウェズパクト皇国』がゼルバルナント共和国に1発の核弾頭を発射したことをきっかけに、皇国側と共和国側に世界が分断された。そしてウェズパクト皇国は明日明朝に、再び核弾頭による攻撃を開始する声明を上げた。皇国の真意は不明だが、その攻撃を未然に防ぐ為に、レパルド城でエンジェルナイト達のミーティングが始まった。



ソラール「・・・・今朝、入った情報だ。」


ソラールは一枚のプリントを見ていた。


ナタラ「なんなの司令!?」


朝はご機嫌斜めだ。


ソラール「・・・・ゼルバルナント共和国の領土内にある火山にて、単独任務にあたっていたエレキの死体が発見された。」


涙ぐみながら言う。


ナ&リ&ア「!?」


ソラール「そのそばにはコレも・・・・」


ソラールはあるマスクを見せた。


ソラール「ファリーズのだ。」




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第32話 旅路  
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# by maxstory | 2008-10-05 16:33 | シーズン1

第31話 寄生

ソラールは大規模な爆発に伴い、即刻逃げ始めた。
スローターは結界が消えたおかげで自由の身なのだが、自分の運命を悟ったかのように、そこに居座った。






ソラールは崩れて落下してくる天井を上手くかわしながら出口を探す。


ソラール「くそぉおおおおおおおお!」


ソラールは大気の波動をいたる所にぶつけた。


ソラール「行くぞーーー!!


ソラールが出口につながる廊下を走り続けた。
その時!


ドカァン!


自爆装置による爆発が原因で、Dr.グリーグのメインラボにあった核弾頭が爆発したのだ。


ソラール「ぐわぁ!












スローターはこの爆発にもろに巻き込まれた。
スローターのいるDr.グリーグのプライベートラボと、核弾頭が爆発したメインラボは隣同士だからだ。
だがスローターは恐ろしい生命力で生き残っていた。


スローター「翼は焼けて無くなり、両足は被爆して使い物にならない。 もうパワーを操る気力も無い・・・。」


既に死を覚悟しているらしい。


スローター「魔界の王ともあろう俺様が・・・。  だが終わりではない。 始まりだ。」


落下してきた巨大な岩の塊が、顔面を直撃した。


スローター「もう痛みも感じん。  」


スローターは左腕を強く握り締めた。


スローター「エンジェルナイトめ・・・・必ず皆殺しにしてやる。 いつの日か必ず、お前らの目の前に現われるひが再び来るであろう。」


そして天井が全壊した。
それに伴いスローターは息を引き取った。
















ソラールは核弾頭の爆発で起きた爆風にのって出口とは違う場所を突き破って飛び出した。


ソラール「うをおおおおおおおおおおおお!!」


スローターが死んだことにより、要塞全体を包み込んでいた雲が消滅。


ソラールはレパルド城目掛けて急降下した。


リック「見ろ!ソラール司令だ!」


アーブ「本当だ!  司令ーー!」


レーガノバル「英雄だーーー!」


国民達「輪ああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


英雄の帰還に皆が喜んだ。














今回の作戦に参加した者とバテットとレーガノバルが”王の間”に集まった。


レーガノバル「スローターは死んだのだな?」


ソラール「あぁ。 だが”必ず復活する”と言っていたがな。」


バテット「恐ろしい・・・。  聞ところによるとメタムと憑依したそうじゃの?」


ソラール「えぇ。  ですが私のほうはほとんど意識がありませんでした。」


バテット「なるほど。  そしてサンド。」


サンド「へぃ。」


バテット「時空調整委員会に目をつけられるとは・・・。不幸なのか幸運なのかわからんな。」


サンド「まぁ、仕方ないですよ。  皆に会えなくなるのは残念ですけど。」


バテット「あの委員会は、幅広い年齢層のおかしな奴らばかり集まっとるからな。」


サンド「そうみたいです。 とくに委員長が重症ですよ。」


エレキ「貴様にはお似合いだな。」


サンドあぁん!?」


ブラウン「ま、向こうでも元気でな。  短い間だったが、お前と戦えてよかったよ。」


サンド「司令官・・いやいや、国王陛下・・。」


エレキ「でも名誉なことだよな。  うらやましいぜ!」


サンド「エレキぃぃ!」


サンドはエレキを強く抱きしめた。


エレキ「離せ気持ち悪い!」


ナタラ「サンド・・・・また会えるよね?」


サンド「何しんみりしてんの!ナッチャンのガラじゃねぇぞ!」


ナタラ「ふんっ。            ・・・・・  またね♪」


サンド「おぅ!」


リック「サンド・・・。またな・・。」


サンド「またな!」


ルイ「おい!サンド! お前みたいな野朗がこんな役職に付くなんて生意気な! 」


サンド「ぁんだとゴルァ!」


アーブ「何喧嘩してんだよ!」


ルイ「俺の事忘れんなよ!」


サンド「へっ。忘れたくたって忘れられねぇよ!          あれ?ファリーズは?」


ルイ「ファリーズは医務室にいる。 なんかヤバイらしいぜ。」


サンド「そっか。 サヨナラ って伝えといてな。」


ルイ「了解。」


ソラール「サンド。」


サンド「へぃへぃ。」


ソラール「・・・」


サンド「・・・」


ソラール「・・・・・    時間だ。」


サンドはこけた。


サンド「どんだけタメてんだよ!」


ソラール「ほら、委員長さんが来てる。」


サンド「”自称”委員長だろ?」


委員長「自称じゃねぇよ。」


現われた。


委員長「じゃ、行きましょうかかぐや姫。」


サンド「だぁれがかぐや姫じゃボケ!」


サンド「じゃぁな、皆!」


ナタラ「ばいばい!」


サンドは皆に別れを告げて、委員長と共に、異次元にワープした。


リック「行っちゃった・・・・。」


ソラール「だな。」


エレキ「ファリーズの様子が気になるんだが・・。」


その時、医務室から通信が入った。


医師「大変です!患者が王の間に向かいました! 暴走してます!」


レーガノバル「何!?」


ブラウン「やばいようだな。」


そしてドアが突き破られた。


ソラール「誰だ!」


ファリーズだ。


ファリーズ「こいつっ・・俺の脳みそに話しかけてやがる!」


バテット「その右腕は!?!」


ファリーズの右腕に変化が起きている。


リック「あ!  Dr.グリーグのラボで・・・」


ファリーズ「あの時、変な液体が俺の右腕にぶっかかったんだ!。   ぐわああああああああああ!


ファリーズは倒れこんだ。


ファリーズ「どうにかしてくれ!」


ナタラ「ファリーズ!」


ナタラは近づいた。


アーブ「こりゃぁひでぇ。」


c0147081_21392043.jpg



バテット「これはDr.グリーグが作った人工寄生生物だ・・・。 少しずつお前の体の自由を奪い、最終的にはお前の意識は完全に消滅し、この寄生生物の意識が体の主になる。」


ファリーズ「どうしたらいいんだよーー!」


ファリーズは恐怖のあまり、気絶した。



第31話 寄生  
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# by maxstory | 2008-07-31 21:42 | シーズン1

第30話 自爆

ソラールは命を懸けて魔王に立ち向かう!


ソラール「くらえーーーーーーー!!」


槍で斬りかかったが、尻尾で弾き返された。


ブラウン「我等も行くぞーー!」


残りのトーアも応戦する。


ファリーズ「バーン・トルネード!」


炎の渦を創り、スローターに放ったが、スローターは翼を羽ばたかせて跳ね返した。


スローター「虫けらどもめ!  」


スローターはリックを標的にした。


スローター「俺様の狙いは貴様だけだ!」


キャノン砲をリックに撃った。


リックは難なくかわした。


リック「なら捕まえてみろ!」


リックは挑発的な態度をとり、要塞内を飛び回り始めた。


スローター「おのれぇ!」


追いかけようとした瞬間、エレキが鎖付きウエポンをスローターの両足に引っ掛けた。
それをブラウンとサンドとアーブとルイが一緒になって引っ張った。


スローター「何!!?」


スローターはぐらつきながら倒れた。


そこにナッチャンが得意の連射を浴びせる。


ナタラ「誰のせいでこの左腕があああああああああ!!」


容赦なく撃ちつづける。
一発ならともかく何発も撃たれれば、スローターも悲鳴ぐらいあげる。


スローター「ぐをあああああ!!


スローターは地面を這いながらナタラを殺そうとした。


スローター「はらわた抉り出してやる!」


爪で床を粉々にしながらナタラに近づいてゆく。


ナタラ「このっ!」


撃ちまくる。


ブラウン「引っ張れーー!」


その合図と共に、エレキ、サンド、ルイ、アーブ、ブラウンは懇親の力を込めて、スローターの両足に巻かれている鎖を引っ張る。


スローター「ぐをぁ!」


またナタラから遠のいた。


スローター「おのれぇーー!」


スローターは闇の力を使って鎖を溶かした。


エレキ「あぁ! おれの武器が!」


スローター「はぁはぁ・・」


闇の力で物を溶かすのは容易なことじゃないらしい。


スローター「くらえ! 小娘!


右腕のキャノン砲でナタラを狙った。
その瞬間ソラールがスローターの右腕を切り落とした。


スローター「ぎゃああああああああああああああ!!


その隙をついてファリーズがスローターの背中に飛び乗り、切りかかった。
だがスローターは尻尾でファリーズの剣をなぎ払った。


ブラウン「今だ!」


合図を出して切りかかろうとしたが、スローターは翼で羽ばたき、リックを探しに行った。


ブラウン「くそっ!」


サンド「俺が行きます!」


サンドはスローターを追った。


ソラール「待てッ!」


ソラールもそれに続いて・・・。


ブラウン「飛行できる者は皆行ったか・・。 」


アーブ「あれ?ファリーズは?」


エレキ「あのヤロー! スローターの背中にへばりついたままだ!」


ルイ「え!?」


ブラウン「あの馬鹿・・」












リックはすぐに見つかった。


スローター「待て小僧!」


スローターのように巨体だと、辺りの物や床や壁を壊しながらでないと、追いかけることさえできない。


スローター「くそっ。もっと広くしときゃよかった。」


スローターはキャノン砲をリックに発射。
だがまたかわされた。


リック「そろそろ限界だ!」


リックは適当な扉を見つけて叩き壊し、入った。
そこは大きな研究所だった。


リック「ここは・・・」


スローター「ここは今は亡き哀れで優秀なマッドサイエンティスト、Dr.グリーグのプライベートラボだ。」


リック「ここが・・・」


内装はかなり広く、色んな研究資料であふれ返っていた。
中には、合成騎士のサンプルや失敗作もある。


スローター「それにここはこの要塞の無数の部屋の中で3番目に広い部屋だ。殺し合いをするには充分な広さだよ。」


リック「何・・」


そこにファリーズが入ってきた。
ここに来る途中、叩き落されたのだ。


ファリーズ「スローター!  俺の相手をしろ!」


スローター「はんっ。今の俺には右腕が無いんだ。 そんなアンフェアな戦いをするのか、トーアは。」


ファリーズ「アンフェアなんかじゃない!今俺は武器をもっていない・・」


スローター「黙れ!


スローターはファリーズを片腕で持ち上げ、近くにあった中身は不明のカプセルに叩き付けた。


ファリーズ「ぐわあああああああああああ!」


スローター「がはは。これで邪魔はいない。」


リック「くっ。」


そこにサンドとソラールが入ってきた。


スローター「おいおい。俺とリックのプライベートな空間に入ってくるなよ。」


ソラール「はっ!


ソラールはそれを聞き流し、槍を突き刺そうした。


スローターはかわし、眼から真っ黒な光線を出して、ソラールの武器を溶断した。


スローター「はははは!」


サンドは部屋のコンピュータをいじり始めた。


スローター「よせ!何をする!?!」


サンド「どうやらこの要塞の心臓部はここらしいな。」


スローター「ふっ。そんなことバレても痛くもかゆくも無いわ!」


隙を突いてリックはスローターに闇の球体をぶつけた。


スローター「ぐわああ!」


ソラールは大気の力で、エアーボールを創り、スローターにぶつける。


スローター「ぐをああ!!」


サンド「よし!」


ソラール「何をした!」


サンド「あと5分でこの要塞は自爆するようにセットした。」


ソラール「何!!?」


スローター「貴様!」


ソラール「ブラウン達に伝えろ!」


サンド「もう大丈夫!俺たち以外にこの雲の内部にいる者はいない!」


スローター「殺してやる!!」


スローターはサンドに飛び掛ったが、避けられた。


サンド「俺はファリーズを連れて行きますぜ。」


ソラール「あぁ。先に行け!」


ソラール「はぁぁぁぁ・・・・・はっ!


ソラールは大気の結界でスローターを囲んだ。


スローター「出せええええ!出さぬか!」


ソラール「リック!行け!」


リック「はい!                      司令はどうするんです!!?」


ソラール「命令だ!行け!」


リックは悟った。 
このヒトは賭ける気だ。要塞が爆発する直前までスローターの動きを封じ、自分の命は運任せにするつもりなんだ・・・。


リック「ソラールさん。」


ソラール「早く行け!時間がない!」


爆発まで、後残り3分。


リック「必ず帰ってきてくださいよ。わかりましたか?」


ソラール「・・・あぁ!」


スローター「リック!貴様も父親と同じだ! 必ず俺様の下部になり、そして地獄に行く!必ずなぁ!


リック「あいにくだけど僕、死ぬ予定は無いんで。」


リックは出口を目指して飛び立った。
残り2分


2人だけで取り残された・


ソラール「物凄く気まずい2分間だな、閣下。」


スローター「先に言っておく。これで終わりじゃないぞ。必ず私は復活する。そして真っ先にお前を殺しに行く。」


結界越しに話す。


ソラール「はんっ。まだ死んだわけじゃないのに、復活後の宣戦布告か。」


残り30秒


スローター「必ずお前は俺様の爪に引き裂かれて死ぬ!」


ソラール「死因までご丁寧に・・。  もうすぐだな爆発。」


スローター「E・O・Hは永遠に不滅だーーーーーーーーー!!



ソラール「言っておくが俺は死なねぇぞ!」


爆発が起きはじめた。



















城に戻った兵やトーア達は心配そうに要塞を見つめていた・・・。






第30話 自爆  
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# by maxstory | 2008-07-30 15:12 | シーズン1

第29話 時空

メタムの一時的な復活に皆が喜んだ。


ブラウン「話は理解した。」


メタム「ありがとう。では私はダーキルを倒しに行く。」


メタムはダーキルの所に向かった。






今のところサンドとナタラ、リックとメタムを含む空軍は王国が有利。

要塞内で戦うブラウンとエレキ、ファリーズ、アーブ、ルイ等を含む軍も王国が有利。

敵リーダークラスの残りはダーキルとスローターのみである。事実上マグモは既に戦力にはならない。

勝利は目の前に見えた・・・・






サンド「ブラウン司令!聞こえますか!?」


通信を入れた。


ブラウン「あぁ!」


サンド「敵の空軍は我等に征圧されつつあります!!」


ブラウン「本当か!?よくやった!」


サンド「ナタラは飛行ユニットが大破したのを理由に、要塞内部に戻りました!もうすぐそちらに着くかと。」


ブラウン「よろしい。  敵空軍制圧後、お前も我等と合流しろ!」


サンド「了解!   それとこちらでリックと合流しました。」


ブラウン「わかった。」


ガーッ


通信を終了した。


サンド「さぁてとっ。  とっとと終わらせますか。」


リック「うん。 そしてすぐにメタムさんのとこに行こう。」


サンド「まさか憑依する形で復活するとはな・・・。」









その頃メタムは、、、、


メタム(リックには空軍を応戦するよう支持を出した・・。スローターに発見された場合は即座に逃げるようにも言った。あとは私が奴を倒すだけ!)


メタムは猛スピードでダーキルを探しながら自分の考えをおさらいした。


メタム「くそっ。なかなか見つからないとゆうことは相手も私を探すために猛スピードで飛行してるかもな。」


ダーキル「ようやく見つけた。


メタム「!」


メタムの前にダーキルが現われた。


ダーキル「ん?  この場所は・・・・  オレがオマエを殺した場所じゃないか。」


メタム「確かにな。」


ダーキル「とゆうことはまたこの場所で死ぬらしいな・・・そうだろ?  メタム!


攻撃を仕掛けたのはダーキルからだった。


メタム「私はもう2度と、貴様の槍の餌食にはならない!」


頑丈な爪で腹部を切り裂いた。


ダーキル「くっ!確かにな・・・ここでオレが殺す体はメタムの物ではない。ソラールの物だ。  つまり死ぬのは司令気取りの哀れな天使ってわけだ!!」


メタム「違う!ソラールの体には傷1つつけさせん!


蹴り飛ばす。


ダーキル「ふんっ!  弟子の体を借りてまで復活するとは図々しい奴だ!」


炎の弾を放った。
だがメタムは堂々と体で受け止め、弾いた。


メタム「私は再び地獄に戻るだろう。 貴様を道ずれにしてな!


メタムは自らの魂をソラールの体から放った。
するとメタムとソラールは分離して切り離された。


ソラール「メタムさん!」


鋼のエネルギーとメタムの魂が共鳴して、メタムの体が実体化されている。


メタム「ソラール。  お前の働きを天国から見ていたぞ。 お前なら私の後を引き継ぐのに相応しい。」


ソラール「マスター!お願いです! オレの前から消えないで!」


メタム「ソラール! 私は1度死んだのだ。  だがひとつの未練を残してしまった。それはダーキルを地獄に葬ること。  その未練を今、ダーキルと共に地獄に葬る!」


メタムはそう言ってダーキルに体当たりした。


ダーキル「ぐわぁっ。


メタム「ダーキル、私と共に帰ろう。」


ダーキル「な・・・何をぉ!」


押し返そうとしたが無理だった。  強すぎる。


メタム「ダーキル!   皆のもとへ・・・かつての兄弟達のところへ・・。」


ダーキル「そんな・・そんなことしても皆はオレの事っ・・」


メタム「ダーキル!!  大丈夫だ。皆許してくれる。  俺もお前の事を憎んでなんかいない。逝こう。  君の妹も待っているぞ・・・。」


ダーキル「ダーナ・・・ダーナのところに・・」


メタム「逝こう。  兄弟・・・。」


ダーキル「あっぁ・・・・・・」


メタムの魂はダーキルを連れて天国にめされた・・・。


ソラール「メタム・・・さんっ。」


ソラールは握っていた拳を解いた。


ソラール「行かなくちゃ!皆のもとへ!」


ソラールは空軍が入り混じる空域に向かった。









ブラウンはナタラと合流していた。


ナタラ「飛行ユニットの損壊は激しかったけど、そんなもん無くても戦えるもん!」


ナタラはブラスターと左の義手に装備されたレーザーを連射した。


ブラウン「おりゃあああああああああ!」


ブラウンは鎌を振り回しまくる。


エレキ「このお方の邪魔をするなぁ!」


エレキはブラウンの援護を。


ファリーズ「あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた・・・・とぅ!」


ファリーズは多少ふざけながら敵を切り倒してゆく。


ルイ「おいファリーズ。 なんかのマネか?」


ルイもゼルバルナントの兵としての意地をかけて戦っている。


アーブ「ほぁちょうっ!」


逃げてるだけだ。


ブラウン「これならいける!」


味方兵「ブラウン司令!」


ブラウン「どうした!?」


味方兵A「新手です! 」


ブラウン「何!?」


味方兵B「スローターだーーーーーーーー!!


スローターが現われた。奴は両手に装備しているキャノン砲を連射しまくる。


味方たち「ぎゃああああああああああああああああ!」


ブラウンが率いている大隊は、トーアを除いて全滅。
だがスローターは王国兵だけでなくE・O・Hの兵までも全滅させた。


スローター「邪魔な駒は全て消し去った。  要塞内部の兵は敵味方関係なく皆殺しにした。」


ブラウン「な・・な・・・」


言葉を返そうとしたが、第一に体制を立て直す事を優先した。


ブラウン「トーア達よ! スローターが出た! 一度退却!」


スローター「逃がさん!」


スローターはトーア達目掛けてキャノン砲を連射。


ブラウン「かわせーーー!  弾き返せーーー!


必死になって指示を出す。


エレキ「アーブ!」


エレキはアーブを抱きかかえた。


ブラウン「くそぉ!逃げろ!」


ブラウンは岩の壁を作って弾こうとしたが、耐え切れなかった。


ファリーズ「ルイ!こっちだ!」


ルイ「おう!」


ファリーズは炎の結界を創った。


ファリーズ「なんとか弾ける!」


ルイ「ちゃんと集中するんだ!」


ファリーズ「わかってる!  あっナッチャン!」


ナタラ「ファリーズ!  私もあっ!


ナタラが撃たれた。


ファリーズ「ナッチャン!!  ナッチャン!!」


ルイ「ナタラ!  いかん!ファリーズ!集中しろ!結界が消えそうだ!」


ファリーズ「くそぉ!ぐををををををを!!


ファリーズは結界を前面に集中させ、弾を弾きながらスローターの方に前進した。


ルイ「何してんだ!」


ファリーズ「あのデカブツ! 俺の手で!!」


ブラウン「止せ!ファリーズ!」


そこにサンドが入ってきた。


サンド「司令! 空軍は我等が制圧・・・    !?」


スローター「ガハハハハハハハハハハハ!」


容赦なく打ち続ける。


サンド「ナッチャン・・・  ナッチャーーーーン!!


サンドは急に向きを変え、要塞を飛び出し、制圧された敵空軍の間を抜け、ソラールの所に行った。


サンド「スローターだ!」


サンドはそう言って要塞を囲む雲から飛び出した。


ソラール「リックはそこで待ってろ!」


リック「いいえ行きます!」


ソラール「駄目だ!」


リック「僕のために皆が犠牲になるのはもう御免です!行きます!!」


ソラール「・・・・・わかった。 きっとメタムさんなら止めるだろうが・・・俺は違う。」


リック「感謝します司令官。」


2人はスローターの所に向かった。






サンドは雲の周りを猛スピードで飛行する。
速すぎて姿が確認できないほどだ。
音速に達した瞬間、サンドは消えた。
タイムスリップしたのだ。



ナタラが撃たれる前に。































数刻前の浮遊要塞・・


敵空軍制圧直前の空軍の間を通ろうとしたが、


サンド「他の奴らに接触しちゃいけない。これぞタイムトラベルの常識!  ま、念のためね。」


サンドは航空戦の反対側から要塞にとりつく。


サンド「ここから入れば平気かな?」


そこにはブラウン達がいた。



ブラウン「これならいける!」


味方兵「ブラウン司令!」


ブラウン「どうした!?」


味方兵A「新手です! 」


ブラウン「何!?」


味方兵B「スローターだーーーーーーーー!!


スローターが現われた。奴は両手に装備しているキャノン砲を連射しまくる。


味方たち「ぎゃああああああああああああああああ!」


サンド「こりゃぁひでぇ・・。」


ブラウンが率いている大隊は、トーアを除いて全滅。
だがスローターは王国兵だけでなくE・O・Hの兵までも全滅させた。


スローター「邪魔な駒は全て消し去った。  要塞内部の兵は敵味方関係なく皆殺しにした。」


ブラウン「な・・な・・・」


言葉を返そうとしたが、第一に体制を立て直す事を優先した。


ブラウン「トーア達よ! スローターが出た! 一度退却!」


スローター「逃がさん!」


スローターはトーア達目掛けてキャノン砲を連射。


ブラウン「かわせーーー!  弾き返せーーー!


必死になって指示を出す。


エレキ「アーブ!」


エレキはアーブを抱きかかえた。


ブラウン「くそぉ!逃げろ!」


ブラウンは岩の壁を作って弾こうとしたが、耐え切れなかった。


サンドはナタラを見守っている。


サンド「ナッチャンが危なくなったら助けるんだ・・。」


ファリーズ「ルイ!こっちだ!」


ルイ「おう!」


ファリーズは炎の結界を創った。


ファリーズ「なんとか弾ける!」


ルイ「ちゃんと集中するんだ!」


ファリーズ「わかってる!  あっナッチャン!」


ナタラ「ファリーズ!」


その時!スローターのキャノン砲がナタラに向けられた。


サンド「ここかーー!!


サンドはナッチャンを突き飛ばした。


サンドは体を砂にした。
すると弾は体をすり抜けた。


サンド「ふぅー。間一髪。」


ブラウン「サンド! 下がれ!」


エレキ「いつの間に・・。」


サンド「やべっ・・。  じゃっ!」


再び要塞を後にした。


アーブ「あいつ最悪だ! 1人で逃げやがった!」


サンドは再び雲から飛び出し、同じようにしてタイムスリップした。
もとの時間に。

















サンド「”帝国の砂時計”。任務完了ッス。」


独り言だ。
雲を抜け、制圧された敵空軍を抜け、要塞に侵入しようとした。
その時、サンドはからだが動かないのに気付いた。


サンド「あれ?  なんでだ?」




















その頃”時空調整委員会”(時空を調整している委員会で、”魔界”のように、別の次元に存在する。)では・・・・


委員A「この砂のトーア、過去に戻って、他人に姿をさらしやがった。」


委員B「この場合サンドは存在しなかったことにしなくてはな。」


委員A「いや、それだと色々めんどくさい。」


委員B「そおだな。 」


委員C「結果的にナタラが死ななかっただけで終わったんだ。何も問題ないだろう。」


委員長「じゃあ、無罪放免ってことで。」


委員A「うーん・・・なんか引っかかるな。」


委員B「じゃあ、サンドを我等”時空調整委員会”のメンバーに加えたらどうだ?」


委員D「僕も賛成!」


委員長「よしではお開きって事で。」












サンドの体が元に戻った。


サンド「なんだったんだ?」


そこに時空調整委員会の委員長が姿を現した。
委員長は時空間憲法が記された書物を開いた。

委員長「えぇーっと・・・・。 サンド氏、あなたは時空間憲法<第691条 タイムスリップ、タイムトラベル等の時空間移動において、別の時空の者に姿をさらしてはならない>を破りました。それに加えて<第999条 25歳未満のトーアが時空間移動を行う場合、保護者及び師匠の同伴が必要>をも破りました。事実上あなたはこの世から抹殺されなくてはなりませんが、面倒だからそれは回避されました。そして<第327条 もし時空調整委員会の判断によって抹殺が回避された者が出てしまった場合その者を時空調整委員会のメンバーに加えなくてはならない>
とゆうわけでこの会員証にサインして。」


サンド「は・・はいっ?」


委員長「”はい?”じゃねぇよ。こちとら週末だってのに、惨めなトーアを出迎えに来てやってんだ。 さっさとサインしやがれ。」


サンド「いや時空調整委員会ってなんすか?」


委員長は再び書物を開いた。


委員長「えーっと・・・”時空調整委員会について”・・・・。どこだーどこだー・・・。”じ”・・・”じ”。」


ページを探している。


委員長「あぁ、もういいや。めんどい。  さっさとサインしやがれ。」


サンド「いやだって・・」


委員長「うるせぇんだよ一々!てめぇは法に触れたんだ!そして俺の逆鱗にも触れたんだ! てめぇは犯罪者だ!にも関わらずこの程度の刑で済ませてやってんだ!ありがたく思えバーカ!


サンド「もうよくわかんないけど仕方ないな。」


サンドは会員証にサインした。


委員長「はい次コレ。」


契約書だ。


サンド「ここに名前で、、、ここに将来の夢・・・。  将来の夢なんて書いても意味無いんじゃ・・」


委員長「うるせぇ!  ちなみに契約書にサインしてから24時間以内ならまだこの世界にいられる。  その後は委員会のメンバーだ。 うれしいだろー??」


サンド「はい。書けた。」


委員長「・・・・・よし。いいだろう。」


サンド「んじゃっ、俺ちょっと戦争言って来るんで。」


サンドは要塞に侵入した。


委員長「24時間以内だぞー!」







サンドはナタラの所に行った。


ナタラ「あっ、サンド。さっきはありがとう!」


サンド「あ・・・あぁ・・。   もう撃たれんなよ?」


ナタラ「”撃たれんなよ”って・・・撃たれそうになっただけで、撃たれてはいないよ!」


サンド「ああ、、、そっか。」


ナタラ「変なの。」


そこへソラールとリックはブラウンを助けに来た。


ソラール「スローター!!」


スローター「来ると思ったよ。全員覚悟しろ。俺様が、八つ裂きにしてやるよ。」


ナタラ「怖っ。」



第29話 時空  




※一部訂正致しました。ご了承ください。
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# by maxstory | 2008-07-28 13:19 | シーズン1

第28話 憑依

スローターの凄まじい攻撃に、リックは手も足も出なかった。


スローター「所詮は若造!  闇の力を手にした所で俺様にはかなわん!」


スローターはパワーを使わず、あえて格闘戦に持ち込み、リックを痛めつける。


リック「パワーーーーーーーーー!!


闇のエネルギーの球体をスローターに放った。


スローター「ははは!!見事な球体だ!!


放たれた球体を両手でキャッチした。


リック「何だと!!?


スローター「甘いなリック。  」


スローターが球体に念を篭めると、球体からいくつものトゲが生えてきた。


スローター「やるならこれくらいやらないとなっ!」


それをリックに放った。


リック「まずいっ!」


この間合いじゃ交わせない。諦めかけたその時・・。


リック「・・・・・・」


スローター「・・・・・・   なんだ?   」


球体の動きが停止した。


リック「・・・?」


リックは恐る恐る球体に目を向けた。するとそこには翼を生やした人影がある。
だがその影は光とも言えぬ、闇とも言いがたいエネルギーでできているようだ。
そのエネルギーでできた人影は、球体からリックを守ってくれているらしい。
すると人影はリックの方を振り向くとこう言った。


人影「逃げろ・・。早く。」


リック「え・・・。」


人影「早く・・・。」


リックはその場から退けた。


スローター「あ・・・・あ・・・・」


スローターは唖然としている。
だがそれは人影の出現に対してではなく、人影の正体を見破ったからだ。


人影「あぁ・・・」


人影が力を抜いた瞬間、球体の時間(とき)は再び動き出し、人影とぶつかり合い相殺した。


リック父さん!!


リックは消滅してゆく人影に叫んでいた。


リック「”父さん”・・?」


スローター「ふっ・・・・。  それで守ったつもりかマット・・・?  」


スローターは呟いた。


スローター「さて・・そろそろ向こうは終わるかな?」


リック「何!?」


リックはソラールとダーキルの方を見た。










ソラール「くっ・・・・・・くおぉっ!!


ソラールとダーキルは地上で戦っていた。
しかし既にソラールはボロボロになっていた。


ダーキル「立て!!  メタムもどき!!」


ソラール「だれがっ・・・メタムさんのっ・・・」


ダーキル「早く楽になりたいだろ?  楽になって天国のメタムに会いたいだろぉ?」


ソラール「オレは!   メタムさんの意思を引き継ぎ・・・・生きてゆく・・義務がある・・・。」


ダーキル「なら立て。  そしてオレを倒して見せろ。」


ソラール「おらああぁ!


斬りかかったが・・・・・


ダーキル「まったく・・。」


ブォンッ     グシュッ   


ソラール「!?」


斬られたのはソラールだった・・。


ダーキル「口ほどにも無い・・・。    大丈夫、急所ははずしてある。」


ソラール「がはっ・・・。」


ダーキル(とゆうより、急所を上手くガードしてやがった・・・。)


ダーキル「私とした事が・・・少し大人げなかったな・・。」


ソラール「く・・くはッ」


吐血が激しい。


ダーキル「もう遊ぶのは終わりにして・・・・・・片付けますか・・。」








リックとスローターの対決ももうすぐ済みそうだ。


リック「う・・・うぅ・・・。」


スローターの攻撃に耐え切れなくなったリックは地上に落下した。


スローター「ここから落ちても死にはしないだろう。」


バーンッ


ソラールのそばに落ちてきた。


ダーキル「ほぉコイツも・・・。」


スローター「ダーキル。  よくやった。」


ダーキル「はっ。ありがたきお言葉。」


E・O・Hにとって一番いい形(ソラールが死に、リックは生け捕り)で、この決闘は勝利しようとしていた。


スローター「これで我等は・・・・・」


ソラール「グわあああああああああああああああああああああああ!!


ス&ダ&リ「!?」


ソラールが悲鳴を上げて、地べたを這いずり回る。


ソラール「ぐわああああぁぁぁぁぁ!!  ぁぁぁあああ!!


スローター「何事だ?」


ダーキル「わかりません。」


リック「ソラール司令!!気を確かに!」


ソラール「・・・・・。」


止まった。


ソラール「”ソラール”司令だと?  違うぞリック。」


ソラールの身体は変化していた。声もだ。


スローター「そっ・・・そんなっ!」


ダーキル「!?


リック「”ソラール”司令・・・・?」


???「違うぞリック・・・・私は・・・”メタム”司令だ!」


リック「メタム司令官!?」


どうやらソラールの身体にメタムの魂が憑依したらしい。


メタム「しばらくだなリック。 そしてスローター閣下。     ダーキルっ!」


ダーキル「メタム・・・しつこくまとわりつきやがって!!


メタム「しばらく身体を貸してくれ、ソラール。」


メタムはリックの腕を握った。


リック「?」


メタム「天井を突き破るぞっ!」


ドシュウウウウウウウウ


メタムとリックはコロシアムの天井を突き破り、要塞のてっぺんから飛び出した。


スローター「ダーキル!追うのだ!」


ダーキル「はい閣下!!」


ダーキルはメタムが身体を張って(見て目通り)作ったトンネルを通って同じく外に出た。


スローター「おのれメタム・・・・このツケは高いぞ!






第28話 憑依  
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# by maxstory | 2008-07-28 12:33 | シーズン1

第27話 誘惑

リック「お前は!!  スローター!!


スローター「久しぶりだなリック。」


リック「ここに来てしまったからには会わなくちゃいけないと覚悟はしてたけど・・・。」


スローター「ほおぅ、俺様の事を思っていてくれたか・・がはは。」


リック「そんなんじゃない!!」


スローター「くだらねぇ話はおしまいにしよう。」


話を変え始めた。


スローター「分かってると思うが、俺様は君の事が欲しい。」


リック「・・・・・。」


スローター「ふふん。ピンとこないか。この要塞での合戦は我等の敗北で終わるかもしれん。その場合我等が再び活動を開始するのに必要なのが君だよ。」


リック「よくわかんないけど、あいにく僕はお前等の味方をする気なんてないんだよ。」


スローター「あ~そぉ~・・。  しかしコレを見てもNOと言い続けられるかな?」


リック「何・・・・?」


スローター「オープン!!」


カーテンが開いた。
窓ガラスが張ってあった。その大きな窓ガラスからは、広いコロシアムが見える。
だがコロシアムの天井から何か吊るしてある。


リック「!?」


ソラールが武器を奪われ、両手を縛られ、高いところから吊るされている。
もし落下して床に叩きつけられたらおしまいだ。


リック「ソラール司令!!


スローター「ふ、、、。奴を捕らえるには苦労した様だ。マグモはボロボロだよ。」


マグモは医務室で手当てを受けていた。


リック「なぜこんな事!!」


スローター「決まっているだろう?人質だよ。 君が私の仲間にならなかった時の為のな・・。」


リック「卑怯だぞ!!」


スローター「はっ!!  そんなの今に始まったことじゃないだろ!!


リック「仮に僕があんたの仲間になったとして、司令が無事でいる保障なんてどこにも無いじゃないか!!」


スローター「そんなの当然だろ?  悪党のお決まりだ。」


リック「お前!」


殴りかかろうとした瞬間、リックとスローターが居る魔王の間のドアが開いた。



パシュッ



ダーキルだ。


ダーキル「失礼します、閣下。」


リック「貴様・・」


リックはメタムを殺した張本人を目の前に、怒りを隠せずにいた。


スローター「ちょうどいいとこに来たな友よ。  あの哀れな天使を殺してくれ。なるべく時間を掛けてじっくりと痛めつけろ。」


ダーキル「承知しました。」


スローターはニッコリ笑って、リックの顔を見つめた。


リック「待て!  待ってくれ!!」


ダーキル「黙れ小僧。」


そう言って魔王の間を出て行こうとしたその時!


リック「待てぇ!!


闇が開放された。
コントロールでができない程の力が・・。


スローター(やはりなリック・・・。  お前も俺様の下部となるだろう・・・。)


ダーキル「ついて来い小僧!!


ダーキルはコロシアムの入り口に案内するべく誘いをかけたが、リックは大きな窓ガラスを突き破ってソラールを救出しに行った。


ダーキル「何!?くそっ!」


ダーキルも窓ガラスから出た。


スローター(ほぉ・・。思ったよりコントロールできている。  コレはまずいな。)


スローターも飛び出した。


ダーキル「待たぬか!小僧!」


リック「誰が待つかよ!!」


目が赤くなったり青くなったりと、点滅しているが、一応コントロールはできている。
リックはソラールの両手を縛っているロープを足の爪で切り離した。


ソラール「あ・・ありがとぅ・・リック・・・。」


傷だらけだが・・・


ソラール「まだ戦える。案ずるな。」


リック「わかってます司令!」


スローター「ふっ。2対2か。平等だ。久々に殺り合うとしようか。」


ダーキル「はい、閣下。」


ダーキルは、闇のエネルギーでいつもの槍を創造した。
ソラールも大気のエネルギーで・・。


ダーキル「来い!!死に損ない!」


ダーキルにのせられたソラールはリックに忠告した。


ソラール「リック! わかってると思うが、気を付けろよ!!」


リック「はい司令。」


スローター「さてと・・。  殺り合うのは2度目だな。」


リック「あぁ。


スローター「だが今回はメタムがいない。  さぁ勝てるかな?」


リック「油断は禁物だ・・・・蛆虫がっ!!



第27話 誘惑  
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# by maxstory | 2008-07-25 12:01 | シーズン1

第26話 決戦

ソラールを先頭に、若き勇者達は要塞に侵入した。


ウヲーン  ウヲーン


辺りに警報が鳴り響く。
それと共に敵軍が姿を現した。


敵A「トーア共を八つ裂きにしろーー!」


王国の飛行兵も攻撃を仕掛け始めた。


ソラール「行けーーー!!


トーア達も戦い始めた。
だがソラールは天井スレスレのところを飛んで、ダーキル達を探しに行く。


リック「司令官!」


リックはそれについて行った。


ブラウン「サンドとナタラは上空に行け!飛行軍を援護しろ!」


ナ&サ「了解!」


2人は入り口から飛び出した。


ナタラ「何この数!!?」


そこには物凄い数の飛行兵が飛び交い、もはや敵と味方の区別ができない状態になっていた。


サンド「これ・・・割って入ったら死んじゃうんでねーの?俺等・・。」


ナタラ「何言ってんの。私達はトーアよ。このぐらいのことで腰抜かしてたら、この先生きて行けないわ。」


サンド「へぃへぃ。」


ナタラ「行くよ?」


サンド「おぅ。」


敵と味方が飛び交う中に、2人は突っ込んだ。






リックとソラールは未だ高速で飛んでいる。


ソラール「どこだ・・どこにいる・・ダーキル!


リック(もしや司令官・・・メタムさんの敵を討つ気じゃ・・。)


ソラール「見つけた!」


リック「!?」


そこには1人の男が立っていた。


マグモだ・・・


ソラール「ダーキルの居場所を教えれば、命は助けてやる。奴はどこだ?」


マグモ「ふんっ。貴様の命令など聞く気にもなれん。  私が受けた命令は、貴様を足止めしておく事。  俺の命を取る前に、貴様の命が無くなっているさ。」


ソラール「なんだと・・?」


マグモ「はぁ!


マグモは切りかかった。
ソラールは応戦。


ソラール「貴様の相手をしている暇など・・無いのだ!」


マグモ「待て!」


振り切ろうとしたが無理だった。
マグモがソラールの腕を掴み、押し倒し、顔面に殴りかかった。


ソラール「ぐぁ!!  このっ!!」


マグモ「こいつめっ!!」


容赦なく拳をぶつける。


ソラール「リック!  援護をたのm・・・  !?」


リックの姿が無い。


マグモ「たった今連れて行かれたところさ。」


ソラール「何をする気だ!?」


マグモ「さぁな・・・。」






ブラウンは敵をなぎ倒していた。


ブラウン「この悪魔共!地獄に帰れー!!」


鎌を振り回す。 同時に8人も殺した。


敵「ほ・・ホンマモンの死神かぁ!?」


丸腰の兵があ言う。


ブラウン「そう呼んでくれて構わん。」


ズシャッ


丸腰の敵を切り殺した。


ブラウン「エレキ!


エレキ「はい閣下!」


ブラウン「ふっ・・・閣下か・・。」


エレキ「そうお呼びした方が国王としての実感が沸くかと・・。」


ブラウン「そうだな。  エレキ、お前はルイと合流しろ。」


エレキ「了解です。」


エレキは敵と武器を交えながら、ルイを探し始めた。


ブラウン「ファリーズ、聞こえるか?」


無線を使ってファリーズに話しかけた。


ファリーズ「あぁ。」


ブラウン「お前はアーブと合流するんだ。」


ファリーズ「了解だ。」


ブラウン「以上だ。 切るぞ。」















リックはある部屋の床に寝ていた。


?????「・・・・リックよ・・・オレ様の声が聞こえるか?」


リック「ぅん・・・・?」


?????「俺様の声が聞こえるか?」


リック「だ・・誰だ・・・?」


?????「君の味方さ。」


リック「味方・・・・。  メタムさん!?」


起き上がった。メタムの声が聞こえたのだ。


?????「メタムだと?  勘違いもいいとこだ。」


目の前に誰かが居るのは分かる。だがぼやけてよく見えない。


リック「誰なんです? ホントにメタムさんじゃないのですか?」


?????「ふんっ・・。目をこすってよく見てみろ。」


リックは目をこすった。
するとハッキリと見えてきた。


リック「誰?」


誰もいない。
その時、後ろの方で物音がした。


バサッ


翼が開くような音だ。


リック「!?」


リックは後ろを振り返った。


そこには自分よりも大きな身体を持つ男が立っていた。
前にも会ったことがあるが、見た目が変わっていた。さらにおぞましく醜い身体になっていた。





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リック「おっ・・・お前は!!




第26話 決戦  
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# by maxstory | 2008-07-13 10:49 | シーズン1